忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

あとがき「風の祈りと旅人の歌」

こちらの記事は「風の祈りと旅人の歌」読了後にご覧いただくことをオススメします。
 本編の内容は承知していただいている前提の話で、ネタバレなど配慮していませんので、ご注意ください。

 あとがきというよりはメイキングでしょうか。
 どういう風に物語を作っているのかとか、何を考えているとか、そういう話ができたらいいなぁと思っています。
 ので、作品として表現できたものが全てでそれ以上の蛇足は受け取りたくないという方は、読まない方が良いです。
 あとがきなんて自己満足だからね!

 続きをよむからどうぞ。


PR

つづき

更新報告「風の祈りと旅人の歌」

もはや恒例となりつつありますが、今回も柑橘るいさんの創作キャラクターをお借りしました。
 一日二日で完成させる軽い落書きではなく、腰を据えて小説を書くのは本当に久しぶりでした。
 遅筆ゆえに丸二年ほどかかってしまったのですが、今の自分にとっての全力が出せたのではないかと思っています。

 そして!なんと!
 この「風の祈りと旅人の歌」は、紙媒体でも読むことができるのです!!


 今回、自費出版というかいわゆる”同人誌”というやつに挑戦してみました。
 学生時代からの友人であり、創作活動においても良い影響をもらっている柑橘るいさんへサプライズとして送りつけるべく作成しました。
 拙作がサプライズになるのか、そんな新鮮な驚きを与えられるのかどうか、という問題は脇に置いておきましょう。
 自分の書いたものが、きちんと製本されて目の前にあるとやはり嬉しいものですね。

 本文は昨年の10月時点で書き終わっていたのですが、そこから本にするためまずは印刷所を決めるところから始まり、紆余曲折あって完成は一月半ばとなりました。
 まず同人誌を手に取ったことはあっても、作る側になったのは初めてだったので入稿とはなんぞやというところから始まり、知人の手を借りつつ入稿用データを作成しました。
 最終的には表紙や本文の形式など、ほぼ全て印刷所が初心者向けに提供しているテンプレートをお借りする形となりました。

 内容的はサイトに掲載しているものと全く同じなのですが、同人誌版では”設定”をオマケとしてつけてあります。考えたは良いが本編では活かせなかった設定などをみることができる自己満足仕様です。もったいなかったのでつけてみました。

 かなり気合を入れてかいたので、ぜひいろんな方に読んでいただきたいです。

よく見る夢?

何年か前から夢日記を、思い出せる日だけですがつけているので、多くでてくると思う要素をぼちぼちとまとめて見ました。
 設定やキャラクターなど創作にそのまま流用していることが多いので、私の創作の傾向とも言えるかもしれない。

 よく見る夢の傾向をまとめて見たのですが、より正確にいうならよく覚えている夢ということになるのかもしれません。

夢の要素 その3

夢の要素を分析するシリーズ。

一方向に向かって飛ぶ
 地面から一定の高さ。電柱よりも上だが雲よりも低い位置を、ひたすらに同じ方向に向かって飛ぶ。北かあるいは南に向かって飛ぶ。
 そちらに向かっているのは自分の意思だが、途中で速度を変えたり着地したり引き返したり方向を変えたりはできないことが多い。
 一定以上高い場所に行くことはできない。怖いから、飛ぶ力が足りないからなど、理由は様々。
 絵巻物のように物語は一方通行に動くことで進行してゆく。

抜け出ることのできない網、窓
 追われて、空を飛ぶことで逃げようとするのだが上手くいかない。
 野球場やゴルフ場に張ってあるようなネットに阻まれる。それを抜けたり破いたりしてもその先にまたネットがあり、ずっと囚われたまま。
 窓も同様。追い詰められ建物の外に出たいのに、それを繰り返すほどに逃げ場がない。

地上には無数の手
 逃げているので、地上に降りることができない。高度が下がると捕まってしまう。常に高いところにいなければ。気をぬくと高度が下がるので、眠ることができない。

心理戦
 強さの中に賢さも含まれる。あとは追っ手から逃げたり、どうにもならない状況に陥ってたりするので、頭を使った立ち回りが求められる。
 所詮夢の出来事なので、”裏をかかれた”とだけ認識してて肝心の部分が曖昧だったり論理が破綻していたりする。

終末
 世界が滅びている。
 人々がスラムのような場所や自然と戦いながら生活しなければいけない境遇に置かれていることが多い。
 ・行政機関がなくなった状態
 ”国”がなくなった(あるいは初めから存在しない)だけで文明や科学技術はそのまま。
 人々は村のような小規模な共同体を作って生活していることが多い。
 ・文明が維持できなくなっている。
 人々は建物の廃墟に暮らしている。まだ文明が滅びて時間が経ってないくらいのタイミングが多い。建物の形は残っていてまだ探せば缶詰などの食べ物は探せる。
 残された技術の恩恵や食べ物に有り付くため、他者が敵の立場になることが多い。
 ・世界の終わりそのもの
 人や生き物が暮らせなくなる、その瞬間、その場所に立ち会う。
 死ぬのも怖いが、一人の残されて孤独に死ぬのも怖いので、どう死ぬかどのタイミングで死ぬかと決断をせまられる。だいたい一人で死ぬのが嫌なので、誰か一人選んでそいつと一緒にできる限り逃げることになる→守るべき存在テンプレにハマる。

迷子
 道がわからない。知らない土地などではなく、家から学校、職場から駅など、普段利用しよく知っているはずの場所がわからなくなる。
 誰かに聞こうと思ってもその時にはすでに置き去りにされており、同じ方向の人と一緒に帰ろうとしてもいつのまにかはぐれている。目的地から遠ざかったという感覚だけもったまま、街を歩き続ける。
 たいていの場合、行きの道ではなく帰りの道。「帰れない」という状態
 だいたい当てずっぽうで進んでドツボにハマる。
 ちなみに現実世界では初めていく場所でも、道に迷うことは滅多にない。

撲殺
 女であることが多い。
 人の家に勝手に入ってきて物を壊す。盗むなどする。執拗にゴキブリを投げつけてきたりなどなどの嫌がらせ。
 ニヤニヤと笑い反省の色がない。
 あまりにも腹が立ってつい、カッとなって殴り殺してしまう。正確には殴り殺そうとする。消火器などで殴ってもなかなか死なず、殴ったあとは事実の隠蔽のためになんとしても殺そうとして何度も殴打する。

夢の要素 その2

王/主人
 非常に何度も出て来る。強く美しいのテンプレにハマることもある。
 ・守らなければならない存在。
 ・国を治め人の上に立つ役目を負った存在。
 ・人を惹きつける圧倒的なカリスマを持つ存在。
 ・神のような何か大きな力に選ばれた存在。
 ・ある民族や種族の代表。
 ・特別な能力や血筋を持った人物。
 単に”王”という概念だけを背負った存在であることもある。国も民もないし、王の要件は備えてないんだけど王様だと思っている、みたいな。
 
騎士/従者
 ”守るべき存在”がある時の、主人公。
 王に深く依存していることが多い。
 なぜか、王が収める国の外から来た人間や元敵勢力の人間で、王に心酔して彼の元で働いているという形であることが多い。
 おそらく、王に仕え必要とされているという立場がなければ、その社会にいることができなくさせるため。”彼がいなければ、自分は存在できない”という精神的依存を深めるために、無意識で足されている要素だと思われる。

英雄
 同時に王である場合も多い。剣を持って戦う。仲間がいる場合もあるが、大抵の場合孤独。
 その能力を理不尽に求められ消費される。求められるが与えられることはない。
 自らを英雄と称することは少なく、大抵の場合周囲に勝手にその役目を背負わされる。


 美しく澄んでいる場合と、濁った泥水である場合がある。
 水の中は自分のための場所ではないという感覚を伴う。
 呼吸ができないという息苦しさを伴うことは、ほぼない。追っ手が来ているのに手足を取られて、うまく動くことができない。翼が水に濡れてうまく飛び上がることができないといった場面で出て来る。また、潜ろうとするが(何か潜んでいそうなのが)怖くてできない。
 逃げ場所として登場することもあり、その場合は濁った水の底に沈んで身を隠す、敵をやり過ごすなどする。大抵の場合、見つかる。
 川の場合は、流れを味方につけて相手より早く逃げたりできる。

 生き物の代謝が行われないので、不純物が一切ない君が悪いほどに澄み切った水。
 天竜川のような流れが強く底が見えない川。
 水草が揺らめく清流。
 濁り、生暖かい水が溜まる池や沼。
 海の場合は浅瀬。沖縄などの南国。美しさよりも多様な生物がいる怖さが目立つ。豊かな自然は人を殺す。

魔女
 強い。大抵の場合、敵。人の形をしていないこともある。主人公や味方として出て来る場合も、何かの過ちを犯している場合が多い。しばしば呪いとセット。
 人と距離を置いた暮らしをしている。あるいは、人に認識をされない存在である。

魔法使い
 強い。大抵の場合、味方あるいは主人公。強く美しいのテンプレがハマることが多いので、しばしば理不尽な目に遭う。
 敵として出て来る場合もある。常人には理解できない文脈で動くので悪意なく不利益をもたらす場合がある。
 真理に近い。魔力は精神力というより、生命力の強さ的な扱い。奪われると苦しむ、死ぬなどの設定がある。
 人と近いところで暮らしており、しばしば住民に頼られたりもしている。

異形(異能・魔物・化け物・怪異とほぼ同義)
 強い。”社会の外側”的存在
 敵として出て来る場合は、大きな体躯を持った人や生き物と異なる形の化け物。
 味方や主人公として出て来る場合は、異形という概念を背負っているだけで普通の人間。(見た目は人だが、周囲の人間は彼を化け物と捉えている)概念異形の場合、強く美しいに該当するので、見目麗しい。
 社会に排斥され差別されているという要素が強いので、自らを受け入れてくれる存在を強く求めている。

異空間
 魔法使いや異形などがいる場所。現実世界と重なっているけれど現実ではない。同じ場所にいるけれど見えない。
 重ねてあるけど結合してないレイヤーみたいな?
 向こう側とこちら側は重なっているけれど交わっていない。しかし互いに影響を与える。
 閉じ込められる時と、逃げ込む時がある。
 淡い寒色系の色に包まれている。薄緑、薄青い空気に包まれた緑豊かな庭。

人工的都市
 都市である時点で、人工であるはずだがそういう話ではない。
 時間をかけて自然に発展していった都市は、複数の人の意志や事情が関わるので複雑さを獲得するという地理学で習った概念の対極にある街。
 区画整備や都市開発といった一つの目的、意志の元に作られたので”複雑さ”がない。整い過ぎているほどに整っていて、居心地が悪い街並み。集合団地とか。また、当初に予定されていた使い方をされていない場所が多い。
 作られたものなので、その形を整えるものがいなければすぐに失われてしまう不安定さもある。
 地方都市的な雰囲気であることが多い。
 交通量に比して無駄に広い道路や歩道。空間にゆとり(無駄ともいう)ある建物。油断をすればすぐに都市内部に蔓延って来るしぶとい自然の影。そして、人の密度の少なさからくる、静けさなど。

学校
 形を変えて割と常に出て来る。
 ・夢の世界オリジナルの学校。(魔法学校、軍学校など)
 ・同級生、当時の人間関係がそのまま別の場面や物語で出て来る(同僚として、敵としてなど)
 ・別の場所と認識しているが、建物が学校
 ・学校的な制度や雰囲気が、別の物語に出て来る
 4つ目のパターンが一番多い。

マンション
 以前の住居だろうか。同じデザインの部屋が並んでいる。だいたいベランダより中に入ることはない。飛行中に外から眺めるなど。
 主人公や登場人物が追い詰められている時に出てくる。あまり良いイメージはない。どちらかというと、管理された息苦しい閉塞感のある場所。

結晶
 色のついた石。透明の場合も不透明の場合もある。
 単なる鉱物として扱われている場合と、特別な意味を持つ場合がある。
 命そのものとか、力の源とか。呪いの象徴であることも。

騎獣
 最近は大鷲。ドラゴンだったり、犬だったりする。草食獣であることは稀。
 とても可愛い。夢の中で信頼を置ける唯一の存在。
 向こうがこちらを守ってくれるので、こちらも彼を全力で守り通さなければならない。
 傷つけた相手は殺す。

リンク

 

最新コメント

[01/05 バッシー]
[09/03 弥生]
[06/08 shibu]
[06/07 るい]

 

カウンター

 

プロフィール

HN:
望月 鏡翠
HP:
性別:
非公開
職業:
モラトリアム
趣味:
散歩・読書(漫画も含)
自己紹介:
ツイッター ky_mtdk

 

最新トラックバック

 

バーコード