現在、連載中の小説の主人公ショロトル・ストレリチアについて。
セッションを共にした身内にしか読まれないことを想定していたので、特に説明もしていなかったのですがあまりにも不親切なのでこちらで補足を。
「ブレイド オブ アルカナ リインカネーション」というシステムを遊ぶために望月が作成したプレイヤーキャラクターでした。
名前:ショロトル・ストレリチア
年齢:22歳
身長:159㎝
マテラ族
瞳:ヘイゼル 肌:赤銅色 髪:暗い灰色
過去:コロナ
現在:ルナ
未来:グラディウス
設定
盗賊の青年。表向き傭兵や旅人として振舞うこともある。
ある貴族の家の私生児として生まれる。瞳と髪の色が混血児の証。家督を継ぐことなどできるはずもなく、存在を隠されていた。将来的に家長を助ける影として生きるよう教育される。
家こそが全てだったが、戦火によってあっけなく失われ、刻まれし者だった彼一人生き延びる。
奪われるのが嫌になった彼は奪う側に回るため盗賊になった。
現在は各地を放浪しながら、己の運命を探している。
聖痕が浮かぶのは、生家から持ち出すことができた品。武器か家紋の刻まれた首飾りのどちらか。
●因果律 ダイスにて決定
過去:
家を守るため生かされ、家への奉仕こそが彼の全て。全てそのために身につけた力であり、そのための命だった。
現在:
生きる意味を失った今は、己の運命を探している。なぜ己だけ生き残ったのか、なぜ刻まれし者として生まれたのかその意味を求めている。
未来:
奉仕に生きる意味を見出そうとする限り、彼は他者への愛で命を捨てることになるだろう。
元々がゲームを遊ぶ、しかも初めてやるルールや世界観などあまりよくわかっていないものを遊ぶために作ったものということもあり、作成時点では設定や背景など考えずに作っていました。
こんなに思い入れることになるなら名前ももっとちゃんと考えてやればよかったとおもいます。
確か作成時点でたまたま調べてウィキペディアを開いていた神様の名前と、他キャラクターの技名に使ったことがある好きな花の名前です。
元貴族という設定や人殺しとしての才や海賊の恩人がいる設定などは、後からついていったものなのですが、想像以上にキャラクター性を作る大事な要素になってくれました。
盗賊というコンセプトだけは最初からありました。
普段は魔法使いが好きなのですが、いかにも私が大好きなキャラクターになってしまってつまらないではないか(結局その後、魔法使いを作ったのですが……)
しかし初めてやるのでRPのしやすさを考えると、正々堂々した騎士や、純真な聖職者みたいなのは柄ではない。盗賊か弓使いあたりがキャラづけしやすいのではないかなと思っていました。
そして、当時見学させてもらったパーティーには既に弓使いのキャラクターがいました。その人たちと遊ぶことを考えた時に、被らないものにした方がいいだろう。
ということで、選んだ盗賊(ルナ)です。データを見た際に「軽武器」というステータスで攻撃の判定をすることが多いようだったので、全てのアルカナの中で適当にその値が高くなるものを選んでいったら貴族(コロナ)と人殺しの才(グラディウス)がくっついてきました。
経歴の設定(因果律)はサイコロの出目によって決まり、海賊と恩人の関係はシナリオをしていく中でついてきました。
そんなに長く付き合うことになるとは思っていなかったキャラクターなので、多少設定もりすぎて重たくなってもいいやと思って“愛されなかった子供”というよく使うコンセプトも混ぜました。
本当に、こんなに長く付き合うことになるとわかっていたらもう少し考えたんですが。
ショロトルという神が守護者を務めるトレセーナ(曜日のようなもの)に生まれた子供は、悪人になりやすいなどとあるらしいので名前も結果としてぴったりだったのではないでしょうか。
時折、犬に例えるのはショロトルが犬の姿をしたあるいは犬の属性を持つ神だからです。
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西荻窪のCafe bar Kirinにてキャラカクテルも作っていただいてきました。
幸い酒に強いし味の好き嫌いもないので、どんなものでもいける。
作っていただいたのがこちら!
上はイエニ・ラク。無色透明なのですが割ると白濁するお酒で、アブサン系の薬草酒。
癖が強いのですがハマると中毒性があるお酒
そして下はジャスミンのティーリキュールでエキゾチックな香りに。
銘柄名が最愛の家族の名前になっており、愛されなかった(愛を求める)子供をイメージしていただきました。
カラーリングも最高です。
グラスがカクカクしているのは、性格がつんつんしているからです。
そして目がいいやつなので、広口のグラスにしてくださったとか。
イエニ・ラクは個人的にかなり好きなお酒なのとトルコ産というのが個人的にポイントが高い。
私があの地域が好きなのなぜばれた……